仲村の家具では期間中、チェアを中心に、セレクトしたデザイナーズ家具を多数展示いたします。

 デザイン性にこだわったものや、快適性を重視したものなど、様々な作品を一度にご覧いただけます。

この機会にぜひ、ご来店ください。

展示デザイナーと代表的な家具をご紹介します

Sori Yanagi 柳 宗理

海外でも実力を認められる、日本の工業デザインの礎を築いた一人。
家具を含む生活道具の工業製品を数多く生み出し、デザインのワークショップを提唱。自動車、歩道橋、札幌冬季オリンピック聖火台等のデザインも手掛けています。

「 バタフライスツール 」

世界的に有名なスツール

1956年に発表されたジャパニーズデザインのアイコン的家具。ルーブル美術館やニューヨーク近代美術館など、世界各地の美術館にコレクションされているデザイン史の傑作です。2枚の成形合板が互いに支え合う姿から、結婚のお祝いの品として選ばれることもあります。

「 ヤナギチェア 」

日本の美と誇り高い足跡を後世に引き継ぐ

2006年に柳工業デザイン研究会より復刻の打診を受けた飛騨産業は、日本デザインの美と誇り高い足跡を受け継ぎ、背板から肘木は難易度が高い一本曲木を使用。飛騨ならではの技術を活かしたチェアに仕上げました。
現在〈ヤナギチェア〉は英国 V&A 博物館にコレクションされています。

Kengo Kuma 隈 研吾

建築家・デザイナー。

これまで20か国以上の国々で建築を設計し、国内外で様々な賞を受賞。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求しています。

「 クマヒダ 」

「木の潜在力を引き出す」曲線の魅力

世界的な建築家である隈研吾氏と飛騨産業が100周年を記念して開発したチェア。『柔らかさ』と『軽やかさ』を両立するために、100年で培った技術を全てつぎ込んだ渾身の一脚です。

Hiroshi Nakamura 中村 拓志

1974年 東京都生まれ
2021年 日本建築学会賞 受賞
2022年 「Swingchair」がモノクルデザインアワード2022 BEST IN TIMBER 受賞

街づくりから家具デザインまで、活動範囲は広く、受賞歴も多数。
地域の風土や産業を大切に、そこで活動する人々に寄り添う設計、
「建築・自然・身体」の有機的関係の構築を信条としています。

「 Swing Chair 」

疲れにくいワーキングチェア

成形合板ならではのしなりと柔らかな張りによって、たおやかで美しいフォルムとゆったりとした座り心地を追求しました。身体を包み込むようなT字型の背は肘置きの機能も兼ねており、快適なデスクワークをサポートします。

磯崎 新 -Arata Isozaki-

1931年生まれの世界的建築家。
代表的な建築作品は、群馬県立美術館やロサンゼルス近代美術館、水戸芸術館など。

「 モンローチェア 」※9月16日以降展示予定

マリリン・モンローのボディラインから由来

側面から見ると現れるセクシーな印象の曲線は、女優マリリン・モンローのボディラインを参考に作られ、その名の由来となっています。部分によって厚みを変える高度な成形技術「不等厚成形」により、軽快な印象に仕上がっています。

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